症例1 25才男性

市内開業医より紹介され来院。重度の異常絞扼反射で、来院時までほとんど歯科治療を受けられなかった。

初診時pantomo わずかに全部の根治が、前医によってなされているのみであった。


当初、外来にてミダゾラムによる静脈内鎮静法を試みたが、治療対象となる歯牙が多く、
麻酔科との対診の上、手術室での歯科治療を行うことに決定した。

第1回治療(1996年4月9日) 麻酔チャート

術中管理は、麻酔科常勤スタッフにより行われた。ドロペリドールとフェンタニルによる
NLA-Originalで、患者の意識は保たれ、命令に応じて開口も可能だったが、時に無呼吸となり顎保持を必要とした。異常絞扼反射はほぼ完全に抑制されていた。

第2回治療(1996年5月14日) 麻酔チャート


今回も麻酔科医長による管理。ミダゾラムとフェンタニルによる鎮静法が採られたが、
反射はある程度残存してしまい、治療は困難であった。

2回目治療終了後のpantomo

手術室で歯科治療を行った経験は本院にはなく、設備その他で治療は困難を極めた。

第3回治療(1996年5月21日) 

3回目終了後のpantomo